パソコンが動かない?ハードディスクの「S.M.A.R.T」エラーをチェック!

ライフハック

【MacのノートパソコンMacBook Proでのお話になります。】

パソコンを使っていれば起こる事。

今まで順調よく動いていたが、急に落ちて画面真っ暗。
再起動するも固まる、また落ちる。

そんな時に、確認してほしい項目があります。
それが「S.M.A.R.T」(スマート)

簡単にいうと「ハードディスクの健康診断」です。

私の場合はエラーになっていました。
そして、まだ普通に動くからいいや、と行動しませんでした。

これは直ぐにハードディスクを交換しなかった人間の実体験です。

スポンサードサーチ

「S.M.A.R.T」(スマート)エラー

結論を言うと、
「S.M.A.R.T」エラーが出たら「ハードディスク交換」が唯一の解決方法です。

エラーが出たらハードディスクの寿命が来た、もしくは間近と思って下さい。(まだ普通に問題なく動く事がありますが、寿命が目前まで来ています。)

なので、以下の事をおすすめします。

  • こまめにバックアップ。
  • 長時間使っていると思ったら、月1でも定期的に「S.M.A.R.T」をチェック。
  • S.M.A.R.Tエラーが出たら、直ぐにハードディスク交換の準備。
    (素人がハードディスク交換する場合は自己責任です、そして私は推奨しません。)
  • PC持ち運び用に衝撃吸収素材のカバンを持っていよう。
  • 別作業用のパソコン、タブレットも確保。

【MacのノートパソコンMacBook Proでのお話になります。】

では、お話しします。



目次

いきなりノートパソコンが動作不安定

とある数年前の某日。
いきなりノートパソコンが落ちてしまいました。
この時は、再起動で元に戻りました。

けれども、初めてこんな動きをしたので調べてみました。
すると、システム診断の「S.M.A.R.T状況」でエラー表示が出ていました。

調べてみるとこう言うものでした。

「S.M.A.R.T」とは

「Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology」の略称。 簡単に言うと「ハードディスクの健康診断」です。 WindowsもMacでも確認できます。

【注意!】Windowsでは確認用のツールを入れないと見れません。

Macでは下記の方法で確認できます。

●「システム診断」から確認。  ・左上のアップルマークから「システムレポート」  ・アプリケーションフォルダの「システム情報.app」 ●アプリケーションフォルダ内の「ディスクユーティリティ」から確認。 「検証済み」と書かれていたら、大丈夫です。

でも、この時は再起動したら元の通りに動いたので、そのまま使い続けました。

これが、薄氷の上を歩いているとも知らずに、、、。

平穏は突然終わります。

その後も問題なく使えていました。
が、ある日を境に突然、動作がおかしくなりました。

電源を入れても、すぐに落ちる。
でも、また入れたら今度は普通に使える。
使えると思ったら、一瞬で消える。

明らかにおかしい!
しかもディスクファーストエイド(Mac内にある検証・修復ツール)を使っても治らない!

そして、改めて「S.M.A.R.T状況」について調べると恐ろしいひと言がありました。

「S.M.A.R.Tエラーが出てもハードティスクは問題なく動くが、いつ止まってもおかしくない状況」
「動いているうちに、早くハードディスクを交換する事」

つまり、「S.M.A.R.T状況でエラーが出ている」とは、ハードディスクが「危機的状況」と教えてくれていたのでした。

それの重要性に気づかず、使い続けた私。
しかも、当時は動作が遅くなるからと、こまめにバックアップを取っていませんでした。

ハードディスクに詳しい人なら、「自業自得」のひと言でしょう。

このままではノートパソコンが使えないので、ネットでMacの修理屋さんに修復を依頼しました。

「あれ?パソコンがないのにどうやって調べたの?」

はい、持ってたiPadで調べました。(笑)

当時まだスマホじゃなかったので、心底、持ってて良かった、と思いました。
そして修理期間中のパソコンがわりに大活躍してくれました。

家の中でしか使ったことがない子を外に出す。

無事に修理屋さんが見つかったのも束の間、持ち運びの問題が出ました。

その修理屋さんまでの距離、駅で5駅先。
駅まで自転車移動あり。
さらに予約した日は曇り空で雨が降りそうな天気予報。
そして、私のノートパソコンは買ってから外出したことがない箱入りノートPC。

精密機器の大敵、衝撃と水分が降りかかりそうな状況でした。

そこで家にあるものを使って、簡易持ち運びバッグを作りノートパソコンを運びました。

簡易持ち運びバッグの材料

  • 大きめのカバン(ノートパソコンが入る一回り大きいもの。)
  • ノートパソコンが入るビニール袋(スーパーのものでも可)
  • 大判マフラー(ボリュームあり)
  • ちょっと固めのファイル2冊(固ければクリアファイルでも可)
  • プチプチがあれば最高です。

【作り方】

  1. 大き目のカバンにマフラーをたたんで折り目が下になるように入れる。
  2. 2冊のファイルを折り目に壁のように並べる。
  3. ノートパソコンをビニール袋に入れる。
  4. 2冊のファイルの間に袋入りノートパソコンを入れる。

カバンの底にマフラーの折り目をあてる事で、うっかりカバンを下においた時の衝撃を防ぐ役割もあります。

簡易も簡易ですが、これを両手でしっかり持っておけば安心です。
これで私は修理屋さんまで持ち運びをしました。

ちなみに修理屋さん曰く、

修理屋さん「安いものでも、あるのと全くないでは機器本体にかかる衝撃は全く違うから、持っていた方がいいよ。」

との事でした。

ハードディスク交換になりました。

修理屋さんでは、最終的にハードディスク交換となりました。
(最初の簡易チェックで、ハードディスクはもうダメで、そこから分解してデータ救出してもらい交換です。)

ここでも修理屋さん曰く、

修理屋さん「パソコンの使用時間が800時間を超えてそうなら注意して下さいね。」

との事でした。

毎日使うものなので、ハードディスクも徐々に消耗していきます。
長時間使っているという方は、一度チェックをおすすめします。

Windouwの方は、診断ツールをいれないと見れませんのでご注意ください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

私は、最初のエラー確認した時は普通に動いていたので、問題ないと判断しました。
でも、後から調べると「ハードディスク交換」しか解決方法がありませんでした。

通常、トラブルシューティングを見ると複数の解決法が出てたりしますよね?

でもこの「S.M.A.R.Tエラー」は、異口同音に「エラーが出たら、早めにハードディスク交換」しかありませんでした。

もし、これを読んでいる方でちょっと「S.M.A.R.T」の状態を調べてみて下さい。
エラーが出ていたら、直ぐにバックアップを確認して、ハードディスク交換をおすすめします。

S.M.A.R.Tエラー経験者からのアドバイスです。